遠藤憲一の妻は昌子でマネージャー?実は恐妻家だったってマジ!?

名バイプレイヤーとして活躍、最近は主演も務めているベテラン俳優の遠藤憲一さん。

コワモテの渋い中年男性ですが、実は奥さんの方が強いという噂が。しかもマネージャーらしいとか?

ということで今回は遠藤憲一さんの奥さんなどについて色々とチェックします!

遠藤憲一さんのプロフィール

名前 遠藤 憲一(えんどう けんいち)

生年月日  1961年6月28日(58歳)

出身地 東京都品川区

身長 182cm

血液型 O型

職業 俳優、ナレーター、脚本家

活動期間 1979年 –

【主な経歴】

テレビドラマは1983年NHK「壬生の恋歌」第10話~第16話、TBS「青が散る」、1992年フジテレビ「愛の祭」、1995年TBS「部屋においでよ Come on a my house!」、2004年~2009年テレビ東京「湯けむりスナイパー」、NHK「外事警察」、2010年フジテレビ「不毛地帯」、2015年テレビ東京「不便な便利屋」、2016年NHK「真田丸」など。

映画は三池崇史監督作品ほか、2002年「突入せよ!あさま山荘事件」、2008年「クライマーズ・ハイ」、2015年「ギャラクシー街道」ほか多くの作品に出演。

低音の声を活かした映画の予告編やCMナレーションでも活躍している。

遠藤憲一さんは高校を中退後、アルバイトをしながら点々としていましたが、ある時、電車の中吊り広告でタレント養成所の募集広告が目に留まったことから劇団に入団。

舞台に出てみて、芝居が面白いと思い始めたことから俳優の道を目指します。

劇団での生活は貧乏暮らしで大変だったようで、ノルマの分のチケットを売って、アルバイトをしてやっとトントンという状態だったそうです。

役者だけで食べていけるようになりたいと思った遠藤憲一さんは、先輩のアドバイスで仲代達矢さん主催の無名塾の入塾試験を受けて、見事に合格。

しかし…規律が厳しく、何をやっても長続きしない辞めグセが抜けていなかったことから10日で無名塾を辞めてしまったそうです。オイオイ。

当時は20歳ぐらいだったそうですが、周囲からは「何やっても続かないじゃん」と批判され、一人で腐って新宿の思い出横丁で飲んでいたとか。

22歳頃の遠藤憲一さん(出典:www.sankei.com)

その後、自主公演でやっていた舞台を見てくれていた人に映像の世界にスカウトされて、新撰組の平隊士に焦点を当てた連ドラ『壬生の恋歌』(昭和58年放送)に抜擢されてドラマデビュー。

ちなみにプロフィールには書くことがなかったため、「無名塾を10日で退塾」と書いていたそうですが、それがプロデューサーの目にとまったのでは、と遠藤憲一さんは語っています。いやー、10日しか行かなかったけど、行ってて良かった無名塾、というところでしょうか。

その後は刑事ドラマやサスペンス、時代劇など多数の作品に出演しましたが、ほとんどが犯人役とか悪役ばかりだったようで、Vシネマ作品などにも出演していますが、極道物の作品でヤクザ役で出演するなど、40代までは悪役が多かったそうです。

しかし、2009年に『湯けむりスナイパー』でついに連ドラ初主演。

「湯けむりスナイパー」

その後も『Dr.倫太郎』『ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜』『不便な便利屋』大河ドラマ『真田丸』などで活躍。

現在までに多くの映画やドラマに出演、ベテラン俳優として様々な役をこなして活躍し続けています。

遠藤憲一さんに子供はいる?

遠藤憲一さんは結婚していますが、子供は生まれていないようです。

その代わりに、犬(マルチーズ)を2匹飼っていましたが、これは奥さんが飼いはじめたそうで、実は遠藤憲一さんは幼い頃に犬に噛まれた経験があり、犬が苦手だったそうです。

しかし、だんだん慣れて情が移ってきたそうで、愛犬と共にテレビや雑誌に出演したりしています。

「まめ」と「エレキ」と名付けられた犬たちですが、「まめ」は2014年1月に16歳で天国へ。

「エレキ」も高齢で視力や聴力を失い、腎臓が衰えてしまいますが、遠藤憲一さんが自宅で点滴を打つなど手厚く介護をしていたそうで、2016年2月に17歳で天国に旅立っていったそうです。

現在は犬は飼っていないようですが、愛犬たちを再現したフィギュアが家に飾られているようですよ?

遠藤憲一さんの妻は昌子さんでマネージャー?

遠藤憲一さんは29歳の時(1990年)、当時付き合っていた昌子さんという女性と結婚。

昌子(しょうこ)さんは遠藤憲一さんより一歳年上で、女優として活動しており収入は当時の遠藤憲一さんよりも多かったとか。しかし結婚後は仕事を辞めて家庭に入っており、一般人の方ということで写真や画像はないようです。

遠藤憲一さんは2007年に独立して個人事務所「エンズタワー」を設立し、マネジメント業務は奥さんの昌子さんが行なうことになりましたが、当初は昌子さんは嫌がっていたとか。

マネジャーになってと頼んだら、最初は“嫌よ”って断られて、拝み倒して3年目に承諾してくれたんだよね。でも女房は、やると決めたら行動が早くて、新しい事務所の部屋もすぐに借りて、スタッフも集めてくれた。それまでテレビにはあまり出ていなかったんだけど、“しばらくはテレビを中心にいきます”(夫人)と。

はじめはバラエティー番組に出るのは嫌だったけど、“私が決めたら出るの”って言われて、当初はよくけんかしていました(笑い)。ある意味、女房が演出してくれるようになったことで、いろいろ変わりましたね

という話で、奥さんにいわれるままに仕事をしてきた結果、現在は売れっ子俳優として活躍しているわけで、奥さんのマネジメントがうまくいったということですね。これはスゴイ。

マネージャーになった奥さんはかなり手厳しい様子だそうで、セリフの練習をしている遠藤憲一さんに「声小さいよ!」と言ったり、食事のシーンで肘をついていたら「ひじっ!」と注意されたり、ある意味スパルタ的というか、かなり厳しい態度になってしまい、遠藤憲一さんは奥さんに頭が上がらなくなってしまい、すっかり恐妻家になったといわれています。マジか。

遠藤憲一さんは奥さんが怖くて恐妻家?

コワモテでヤクザ役を数多くこなしてきた遠藤憲一さんですが、実はマネージャーをしている奥さんの昌子さんには頭が上がらないようで、それに関する色んなエピソードがあるようです。

そのエピソードの数々をチェックしましょう。

1.クレジットカードを目の前で切られた事件

遠藤憲一さんは海外に行く時以外はクレジットカードは持たず、奥さんからお小遣いをもらうというお小遣い制なんだそうです。

実は過去にクレジットカードを持っていた時期があったんですが、ある時キャバクラで数万円使い、後日、カードの請求書を見た奥さんが激怒。

遠藤憲一さんの目の前で、奥さんがハサミでクレジットカードを切ってしまったそうで、それ以来、カードは持たなくなったとか。マジか。

お小遣いでやりくりしている遠藤憲一さんは、後輩にご飯をおごるためにコツコツお小遣いを貯めるなど、お小遣い制のサラリーマン並みの苦労をしているようです。いや、もうちょっとお小遣いもらってもいいのでは?

2.浮気がバレて説教された事件

まだ携帯電話が普及していなかったころ、遠藤憲一さんは奥さんに隠れて浮気していたことがあったそうです。

遠藤憲一さんは浮気相手の女性の写真を何枚か家に置いていたんですが、それが奥さんに見つかって浮気がバレてしまったようで、家に帰ったら、その浮気相手の写真が部屋のあちこちに貼られており、写真にはマジックで「へのへのもへじ」が描かれていたとか。

それを見た遠藤憲一さんは「うわ~、怖っ。バレた」と鳥肌が立ったそうで、奥さんの昌子さんから

「今日、その人(浮気相手)と会うけど、アンタどうする?」「会った方がいいよ。連絡して」

といわれ、結局その浮気相手の女性と昌子さんが自宅で対面することに。

昌子さんは「アンタね、こんなくっだらない男と遊びだかなんだか知らないけど、ダメだよ!バカなっちゃうよ!会うの、やめなさい」と一喝したそうで、遠藤憲一さんは「すみませんでした」と昌子さんに謝罪。

結果的に離婚まではいかなかったようですが、すごい修羅場でしたね。ご苦労さまです。

3.遠藤憲一さん、ついに禁酒する

お酒が大好きだった遠藤憲一さんですが、2018年から酒断ちしたことをある番組で告白しています。何があったのかな?

事の起こりは、2018年の元旦に遠藤憲一さんが奥さんに止められたのに「2時間だけだから」と馴染みの店の店員たちとの新年会にでかけ、そのまま3日まで帰らなかったという出来事が原因だとか。

奥さんの昌子さんは激怒したそうで、「もう解雇!事務所は解散」「お酒を辞めるか、この家を出ていくか、どっちかにしなさい」と詰め寄ったそうで、そこで遠藤憲一さんは「お酒をやめます」と宣言。

以後、お酒はすっぱりとやめて、ノンアルコールのビールしか飲まなくなったそうです。意思が固いですね。すごい。

まあ実際は、「お酒かタバコか、どちらかをやめなさい」と言われて、お酒をやめる方を選んだという話らしいですが、結構なヘビースモーカーの遠藤憲一さんの体調を心配する声が現場からも上がっているようで、健康管理には気をつけてほしいところですね。

恐妻家でも夫婦仲は良い?

恐妻家といわれる遠藤憲一さんですが、自分の頼みを聞いてマネージャーになってくれた奥さんに対しては感謝しているようで、

「独立してからは自分の意見はほとんど通らない。女房に乗っかってここまできたという感じです(笑)」

と語っています。

今でも仕事について厳しい評価を下されたりするようですが、「よかったよ」と言ってもらえる時もあり、自分をヨイショしたりおべっかを使わない昌子さんの評価には信頼をおいているようです。

奥さんの昌子さんも、遠藤憲一さんについて『手間のかかる甥っ子』『夫や息子と思えば腹が立つけど、甥っ子と思えばさほど腹は立たない』と言っているようで、

「昔は、飲みに行って三日三晩音信不通になったこともあって『結婚相手を間違えたかな』と思ったこともありました。

また、私に干渉したり、依存度が高かったら『もう私の手に負えない』という気分になったかもしれないですけど、ここまでやってこれたのは、2人の間にある程度の距離感があるからじゃないかな、と。

こういう関係でいられる人はなかなかいないと思うし、相性というか『縁があって出会った人かな』という気がします」

と語っています。

とはいえ、役者としての遠藤憲一さんについては評価しているようで、

「事務所を立ち上げて最初にいただいた大きな仕事はNHK『風の果て』(2007年)という連続ドラマでした。それを見て『相当芝居ができる人だ』と見直して(笑)。

これだけの表現ができるのに、これまでいただいてきたような役では見る人が限られている。もう少しいろんな人たちに見てもらえる役をやらせてあげたいと思いました。

それまでは東映のVシネマやヤクザものが多くて、本人はやりがいを感じていたようですけど、私としては、たとえワンシーンの出演でも、見た方に『おっ、こんな役でもできるんだな』と思ってもらおうよと。同時にどんどんテレビに移行していきました。

最初はずいぶん衝突しましたけれど『この前の役よかったよ。次はこの役でどう?』と言ってくださる方が増えてきて、役柄も広がっていきました。それからですね、私の言うことを素直に聞いてくれるようになったのは(笑)」

と語っており、昌子さんのマネジメント力のおかげでもありますが、やはり俳優・遠藤憲一その人の実力があったから現在の活躍があるようですね。

これからも夫婦二人三脚での活躍が続いていきそうな遠藤憲一さんの、今後の動向に注目ですね。