西島秀俊は若い頃に干されていた!?大物俳優と共演も?(画像あり)

凛々しい顔立ちで人気の俳優・西島秀俊さん。今では人気俳優としてポジションを得ていますが、若い頃は不遇の時代もあったようです。

そして、そんな西島秀俊さんを救ってくれた意外な人物がいたとか。

今回は西島秀俊さんの若い頃についてお伝えします。

西島秀俊さんのプロフィール

名前 西島 秀俊(にしじま ひでとし)

生年月日 1971年3月29日(47歳)

出身地 東京都

身長 178cm

血液型 A型

職業 俳優

活動期間 2006年 –

事務所 クォータートーン

子供のころから映画が大好きだった西島秀俊さんは、将来は映画関係の仕事をしたいと考えていたそうです。

そして19歳の時にオーディションを受けて合格し、俳優の道へ進んでいます。

西島秀俊さんが若い頃に出演していたドラマは?

俳優としてデビューした西島秀俊さんの出演作品は、どんな作品があったのでしょうか。チェックしていきましょう!

『はぐれ刑事純情派 第5シリーズ』(1992年)

西島秀俊さんの俳優デビュー作。この作品では、中上剛という巡査の役で出演しています。

 

『あすなろ白書』(1993年)

柴門ふみ原作の漫画をドラマ化。西島秀俊さんは松岡純一郎役を演じています。

財閥の御曹司で同性愛者というかなり変わった役柄を見事に演じています。ちなみにこのドラマにはSMAPの木村拓哉さんも出演していました。

西島秀俊さんはこれ以降も数々のドラマや映画に出演していますが、徐々に出演機会が減っていき、やがて民放ドラマからは姿を消すことになってしまいます。

一体、何があったのでしょうか?

西島秀俊さんが干された理由は?

実は、西島秀俊さんは事務所と揉めてしばらく干されていた時期が過去にありました。

デビュー当時は大手芸能事務所のワタナベプロダクションに所属していた西島さん。事務所側は西島さんをアイドル路線で売り出そうとしていましたが、これに納得できなかった西島さんは反発し、結局、別の事務所に移籍する事になりました。

その時に出された条件が、「5年間の民法ドラマへの出演禁止」というものだったそうで、以降の西島さんは仕事が激減してほぼ干されたような状況になってしまいます。

「西島人気に目をつけた同プロはアイドル路線で売ろうとしたが、西島は今後売れるのはアイドルではなく演技力を備えた役者で、自身もキャリアを積んで息の長い俳優を目指したいとして正面衝突。
もともと映画好きで裏方志望だった西島は、やたらチヤホヤされたり、人気がなくなれば使い捨てされるアイドル的な扱われ方に納得いかず、ついに決裂。
事務所移籍とひきかえに、民放ドラマ5年間出演禁止という条件をのまされた。大手プロに逆らったことで、見せしめのために干され続けたんです」(芸能ライター)

1997年から2002年までの間、マイナーな映画やNHKへの出演のみに限られてしまった西島さんですが、腐らずに俳優修業を続けていたようで、ひたすら一人で映画館に通い、年間300本以上の映画を見続け、役作りの糧としたそうです。すごい執念ですね。

民放ドラマへの出演を禁止された西島さんでしたが、そんな西島さんをフォローしてくれる人もいたようです。

「西島さんは1997年から2002年頃まで民放ドラマにほとんど出ていませんが、NHKだけには出ています。彼のことを気にかけたプロデューサーが起用してくれたんです。

それで2013年に『八重の桜』に出演した際は、体を作り込んで撮影に臨むなど、気合いが入っていたわけです。また、1999年公開の映画『ニンゲン合格』で監督を務めた黒沢清監督のことも尊敬していますね。

後にカンヌ国際映画祭で部門監督賞を受賞した名監督で、『俺は実力で選ぶ』と、西島さんを主演に抜擢したんです。それまで映画に何回も出演していましたし、主演も経験していますが、『初めて映画俳優になれた気がする』と語るなど、思い入れの強い作品だそうですよ」

そして、2002年に西島さんは北野武監督に見出されて映画『Dolls』に出演し注目を集め、俳優としてブレイクするきっかけになりました。

西島さんはこの映画への出演が俳優人生の転機になったと語っていて、北野武監督は恩人であり、とても感謝している、とも語っています。

以後、売れっ子になった西島さんは北野監督と仕事する機会がなかったんですが、2015年の『劇場版 MOZU』、2016年映画『女が眠る時』で共演を果たしています。

特に2015年の『劇場版 MOZU』は、西島さんが「ダルマ役はたけしさんしかいない」と熱く語った結果、オファーを受けて北野武監督が引き受けたそうで、共演できた事をとても喜んでいたとか。

撮影の方は、本物の炎を使ったりとかなり大変だったようです。

再ブレイクした西島秀俊さんのその後は?

5年間の民放ドラマへの出演が解禁され、西島秀俊さんは人気俳優としてブレイクしていきます。

『大奥 第一章』 (2004年) 徳川家光役

 

『ストロベリーナイト』(2010年) 菊田和男役

 

NHK大河ドラマ『八重の桜』(2013年) 山本覚馬役

 

『MOZU』(2014年) 主演・倉木尚武役

 

『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(2017年) 田丸三郎役

この他、様々な映画・ドラマに出演して、現在は人気俳優として活躍。CMやドキュメンタリー番組のナビゲーターやナレーションを務めるなど、幅広いジャンルで活動されています。

アイドル路線で売っていたら、こうはならなかったんじゃないでしょうか?不遇の時代を耐え抜いた結果のブレイクという事で、西島さん本人としても嬉しかった事でしょうね。

最近の西島秀俊さんは?

売れっ子俳優となった西島秀俊さんですが、2019年公開の映画『空母いぶき』で主演の秋津竜太役で主演。

そして2019年放送予定のスペシャルドラマ『名探偵・明智小五郎』に主役の明智小五郎役で出演します。

共演は石田ゆり子さんで、過去に何度も西島さんと共演してきた石田ゆり子さんは、

「一生のうちに何回、西島氏の奥さん役をできるか、という記録に挑戦しております」

とインスタに投稿、話題になっています。

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西島氏とタツノオトシゴ。 わたくし 一生のうちに 何回、西島氏の奥さん役を できるか、という 記録に挑戦しております。 ここまで共演の回数が多いと これはもう、クラスメイト感すら感じる。 西島ヒデ坊と伊藤あっくんの コンビは最高! #名探偵明智小五郎

A post shared by 石田ゆり子 Yuriko Ishida (@yuriyuri1003) on

「ここまで共演の回数が多いと これはもう、クラスメイト感すら感じる」

ともコメントしており、これからも西島さんと石田ゆり子さんの共演が見られるかも?

もうすぐ50歳になろうかという西島秀俊さんですが、今後もナイスミドルな俳優として活躍してくれそうですね。