能年玲奈(のん)が干された理由は?現在は何してるの?洗脳されたってマジ!?

2020-06-25

NHK連続テレビ小説『あまちゃん』のヒロイン役で人気を集めた能年玲奈(のん)さん。

2015年に事務所独立騒動を起こしてから芸名を現在の「のん」に改名し、現在はアーティストとして創作や音楽活動に励んでおられるようですが、女優としての活動は封じられている?様子で「干された」ともっぱらの評判です。

一体、なぜこうなってしまったのでしょうか?

また、2019年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』への出演を画策して、レプロと和解しようとしているという噂も。

今回は、能年玲奈(のん)さんの干された理由、現在についてお伝えします。

能年玲奈(のん)さんのプロフィール

名前 のん

旧芸名 能年 玲奈(のうねん れな)

生年月日 1993年7月13日(25歳)

出身地 兵庫県

身長 166cm

血液型 A型

職業 モデル、女優、アーティスト

活動期間 2006年 – 20016年1月

2016年7月 –

事務所 レプロエンタテインメント(2006年 – 2016年)

non(2016年 – )

【経歴】

2006年、第10回ニコラモデルオーディションに応募し、グランプリを獲得。2006年から2010年まで同誌専属モデル(ニコモ)を務めた。

2012年3月、カルピス「カルピスウォーター」の第11代CMキャラクターに起用される。

2013年4月、オーディションで1953人の中から選ばれて、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』のヒロイン・天野アキ役を演じる。

同作での演技により東京ドラマアウォード2013主演女優賞、第78回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞を受賞、また劇中のセリフ「じぇじぇじぇ」は2013年新語・流行語大賞の年間大賞を受賞した。

12月31日に放送された第64回NHK紅白歌合戦では紅白PR大使を務め、「あまちゃん」“特別編”と題した企画ステージに出演。

2014年、映画『グッモーエビアン!』および『あまちゃん』によりエランドール賞新人賞を受賞。映画初主演した同年8月公開の『ホットロード』で第6回TAMA映画賞最優秀新進女優賞、第27回日刊スポーツ映画大賞新人賞、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。

そして2015年4月、事務所独立騒動が発生し、それ以降能年玲奈さんは事実上の休業状態となってしまいます。

能年玲奈さんの事務所独立騒動とは?

2015年4月、能年玲奈さんは所属事務所のレプロエンタテインメントに相談もせずに個人事務所「三毛&カリントウ」を設立していた事が週刊誌の報道で明かされます。

大手のプロダクションに所属しながらの個人事務所設立というのは珍しい話ではなく、売れてる人は主に節税対策としてそうするパターンが多いらしいんですが、能年玲奈さんの場合は事前に事務所に話を通していなかったのが問題になったようですね。

この個人事務所設立に関わっていたのが、能年玲奈さんが公私に渡って信頼を寄せている演出家・振付師の滝沢充子さん。

演出家の滝沢充子さん

滝沢さんは「三毛&カリントウ」の取締役を務めていて(代表取締役は能年玲奈さん本人)、プライベートでも一緒に行動している様子を週刊誌がスクープしており、そこから「能年玲奈さんは洗脳されている」と週刊誌やスポーツ紙に書かれたりといった「洗脳疑惑」が起こっています。

この洗脳疑惑については能年玲奈さんのお母さんが否定していて、

「洗脳報道」に、「母の私がちゃんと説明しないと」と重い口を開いたという。

能年の母は演技指導の女性に迷惑をかけたことを謝罪しつつ、「ありえないですよ。『絶対に玲奈は洗脳されへんし。支配されるの嫌いやもん』って言ってました」と洗脳報道を否定。

そもそも、個人事務所は能年が書いた絵本などを出すために設立したという。

という話だそうで、そもそもこの個人事務所の設立は、能年玲奈さんが絵本を出版するために設立した会社のようです。

能年玲奈さんは絵を描くのが趣味だそうで、2013年に自身のブログで自主制作の絵本を公開したところ大好評で、出版化を希望する声も寄せられていました。

そういう経緯があって、絵本の出版のために個人事務所を作ったようです。

また、「能年玲奈さんを洗脳している」と言われている滝沢充子さんですが、過去にはチャン・ツイィーやオダギリジョーさん、薬師丸ひろ子さんなどの振付を担当していて、多くのモデル・俳優の演劇指導にあたっているきちんとした実績をお持ちの方なので、洗脳とかそんなおかしな事にはなっていないと思われますが。

ま、芸能系のゴシップ記事はある事ない事適当に書いてますから、話半分に聞いとけばいいんじゃないでしょうか?

能年玲奈(のん)さんが干された理由とは?

2014年12月公開の映画「海月姫」以降、テレビやスクリーンから姿を消した能年玲奈さん。引退、あるいは干された?とネットでは噂されていましたが、なぜこのような状況になってしまったのか。

その原因は、契約の更新を巡って所属事務所のレプロエンタテインメントと揉めていたことが理由のようです。

能年玲奈さんは2011年6月にレプロと3年契約を更新。ところが、2014年1月に映画「ホットロード」の撮影終了後、能年玲奈さんが担当マネージャーに「事務所を辞めたい」と発言。この年の6月にはレプロとの契約が切れるため、このような発言をしたようです。

が、レプロ側は年月と育成費用をかけて、能年玲奈さんを育てています。せっかく「あまちゃん」でブレイクして、7、8年かけて投資した分を回収しようとしていた矢先に「辞めたい」と言われてしまい、慌てたようです。

2014年4月にレプロ社長と能年玲奈さんは面談したそうですが、能年玲奈さんは「辞めたい」の一点張りで考えを変える気はなさそうだったとか。

能年玲奈さんとレプロの結んだ契約書には、「契約期間終了後、一度は事務所側から契約延長を請求できる」という条項が入っていて、その新たな契約期間は最長3年間で、具体的な期間は当事者が話し合いで決めると定められているそうです。

結局、能年さん側は弁護士を立てて交渉し、話し合いの結果、2年間の契約延長で合意しました。

この合意の後の2年間ですが、能年玲奈さん側は「仕事がしたい」とレプロ側に申し立てをしていましたが、レプロ側は「事務所との信頼関係がない限り、仕事は与えられない」と回答していたそうで、事実、2016年までほぼ活動休止の状態になっていました。「干された」と言われる理由はこれですね。

レプロ側は能年玲奈さんとの契約を延長したがっていたようですが、能年玲奈さんが個人事務所を設立した事に不快感を抱いているようで、「契約違反だけでなく、信義則に反している」という認識のようです。

能年玲奈さんとしては、レプロとの契約外で将来的にイラストや写真、キャラクターグッズを販売する窓口とするために個人事務所を作ったようで、担当弁護士の方も事務所設立の話は事前に聞かされてはいなかったそうですが、法的には問題はないとコメント。

また、能年玲奈さんはレプロとの専属契約に違反するような芸能活動をするつもりはなかったようで、実際に契約期間中は全く活動せず、主に創作活動に精を出していたようです。

しかし、法的には問題のない行いだったとしても業界の仁義に反するという見方をする業界人が多いようで、

レプロに関しては一時、ブラック企業のような悪いイメージがついてしまいましたが、メディア関係者から見ても、のんの独立騒動に関しては、のん側に落ち度があるとみる傾向が強いです。のん擁護派はほとんどいませんね。

彼女自身が子どもだったのかもしれませんが、契約満了期間までの仕事をやり終えなかったことや、話し合いの要請に応じなかったこと、レプロに相談なく勝手に個人事務所を立ち上げていたことも事実なので、擁護しようがないんです。

という意見も。

2年間の延長のときには仕事がもらえなかったそうなので、仕事をやり終えなかったというのはどうかなー、と思いますが。それとレプロがブラック企業並みなのは事実では?

というか、下積み時代に貧乏生活を強いられるのが芸能界らしいんで、そこはまあレプロだけがブラックというわけではないですが。

ともかく、契約延長期間の2年間、能年玲奈さんに仕事がなかった=干されたのは、レプロが仕事を与えなかったのが原因みたいですね。

能年玲奈さんが改名した理由は?

2016年、週刊文春の報道により、レプロ側の許可がないと「能年玲奈」の芸名は使用できないという内容の報道がありました。

しかし、当のレプロはこれについて、事実関係と異なっているとコメントしています。

「ここは明確にしたいのですが、『能年玲奈という名前を使わせない』と発言したことも、その種の文書を送ったことも一度もありません。

ただ、『契約書には〝能年玲奈〟という名前はレプロの許可なしで使えない、という条項も入っています。今後も芸能界で活動するつもりならば、たとえ独立したとしても、将来的に名前の問題が出てくる可能性もある」

という事で、とりあえずレプロに話を通せば「能年玲奈」の名前は使用できそうですね。

ところが、2016年7月、レプロとの契約期間が終わったタイミングで、能年玲奈さんは芸名を「のん」に変更しています。

これについて、担当弁護士の方いわく、

「契約終了の直前になって、レプロが送ってきた『契約期間を15ヵ月延長する』という通知に対し、『法的根拠がない。規定に従って、契約は6月末で終了する』と返答したところ、『契約期間の終了後も、能年という名前は使えない』と先方が書いてきたのです。

契約終了後も『能年玲奈』の名前を使えば、レプロ側はクレームをつけてくるでしょうし、もし裁判になれば関係者にも迷惑がかかる。だから、最初からそれには乗らないという判断をしました。

レプロは大きなプロダクションです。係争になると、のんの今後の芸能活動や、スタッフとの関係上、目に見えない障害となる。彼女の将来を考えて改名を選んだのです」

能年玲奈さん側はレプロとの摩擦を避けるために、あえて改名したみたいです。しかし、自分の本名が名乗れないというのもちょっとつらいところですね。

能年玲奈(のん)さんの現在は?

能年玲奈さんはレプロとの契約期間終了を待ち、2016年7月から芸名を「のん」に変更して、活動を再開しています。

しかし、レプロとの契約で揉めている事もあり、業界人もレプロ寄りなスタンスの人が多数のためか、以前のように映画やドラマなどの仕事にはつけない状態になっています。

改名後の能年玲奈(のん)さんは、2016年11月12日公開のアニメ映画『この世界の片隅に』で主人公の声を担当し、声優としてデビュー。

この作品はSNSで好評価され、興行収入25億円を超える大ヒットとなり、能年玲奈(のん)さんは第38回ヨコハマ映画祭審査員特別賞、第31回高崎映画祭ホリゾント賞、第21回日本インターネット映画大賞主演女優賞およびベストインパクト賞、2016年度全国映連賞女優賞、第11回声優アワード特別賞の各賞を受賞するという快挙を成し遂げています。

そして2017年、のんさんは自ら「創作あーちすと」を自称し、幼少時の思い出の場所を題材にしたアートブック『創作あーちすと NON』を太田出版から発売。

また、2017年8月には、クラウドファンディングのCAMPFIREが立ち上げた「CAMPFIRE MUSIC」のサポートを受けて、自ら代表を務める音楽レーベル「KAIWA(RE)CORD」(カイワ・レコード)を新たに発足、音楽活動を開始し、9月6日に「KAIWA(RE)CORD」発足記念『オヒロメ・パック』のアナログ7インチEP盤をリリース。

2018年、「KAIWA(RE)CORD」より1stアルバム『スーパーヒーローズ』を発表、先行して5月2日にアナログ盤『わたしはベイベー』がリリースされました。

他にも、LINEモバイルやスクウェア・エニックス 「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」のCMに出演するなど、広告関連の仕事もしておられるようです。

のんさんは2年間の活動休止中は創作活動に励んでいたそうで、歌やギターの練習もしっかりやっていたらしく、ギター弾きながら歌を歌ったりと、音楽活動もばっちりこなしています。

能年玲奈(のん)さん、レプロと和解する?

2018年10月、フライデーの報道で能年玲奈(のん)さんが和解に向けてレプロと話し合いをしたという報道が流れました。

これについては、能年玲奈(のん)さん側がフライデーにリークしただとか、来年のNHK大河ドラマ『いだてん』へ出演するためにレプロと和解を模索している、とか色々と言われているようです。

この交渉の結果については当事者しか分からないのでなんとも言えませんが、レプロ側はのんさんの側に洗脳疑惑が取り沙汰された演出家の滝沢充子さんがいるのが気に入らないと思っているという話も。

また、のんさんが復帰後もわりと順調に音楽活動やイベントなどに参加している理由として、次のようなコメントが上がっています。

「独立した彼女は、現在、ブランド・コンサルティングやタレントのマネジメントを行う会社の社長に支援してもらっています。

それがあるので、独立騒ぎを起こしたにも拘わらず、中国での化粧品のキャンペーンに起用されたり、イベントの仕事が出来るのです。

そもそもは、この社長を通じて事務所に連絡が来て会談が実現しました。事務所復帰を前提に、騒動のお詫びをしたいということでした。会談は、1時間以上に及んだそうです」

レプロとの交渉がどうなるかはまだ不明ですが、支援してくれる人の存在はのんさんとしてもありがたいのでは。

芸能界の約束事を破った?という事で業界側にはのんさんの擁護派はほぼ居ないみたいですが、ネット上ではのんさんを支持する人が多く、無理にレプロと契約しなくてもいいのでは、という意見もあるようです。

確かに女優業をしたい、映画・ドラマに出演したい、という事ならばレプロとの関係を修復した方がスムーズにいくでしょうが、最近はNetflixなどのネット配信のオリジナルドラマなどもあるし、大手芸能プロの圧力が少ない分野であれば、女優業も出来るんじゃないかと思いますが…

能年玲奈(のん)さんの今後は?

レプロとの交渉に乗り出したのんさんですが、残念なことにNHK大河ドラマ『いだてん』には出演しないみたいです。

「小泉今日子、橋本愛、松尾スズキ、ピエール瀧らが出演し、クドカン脚本と言えば、思い出されるのが2013年上期に放送された朝ドラ『あまちゃん』。当然、のん(元・能年玲奈)の出演を期待する声が上がりました。

しかし、古巣の元所属事務所との和解はいまだ進んでいないようで、今回も出演は見送り。元事務所との和解が成立すれば、サプライズゲストとしての出演はあるかもしれないのですが…」(同・記者)

とのことで、今のところは追加キャストにも名前が入っていない状態のようです。

レプロとの和解が成立すれば、サプライズゲストとして登場、という可能性はあるみたいですが、どうなるんでしょうか。

その一方、音楽活動は順調なようで、2018年12月23日に横浜で行われるワンマンライブのチケットは売り切れで、サイトが12月1日にプレオープンした際にはアクセスが集中しすぎてサイトにつながらなかったとか。

独立騒動でなんやかやと言われているのんさんですが、未だに結構な注目を集めているようで、今後の頑張りに期待したいところですね。